書籍詳細:福島第一原発事故を検証する
福島第一原発事故を検証する 人災はどのようにしておきたか
- 紙の書籍
定価:税込 1,540円(本体価格 1,400円)
在庫なし
只今、在庫が不足しており納期が確定できないため、
オンラインでの受付ができません。
オンラインでの受付ができません。
紙の書籍のご購入
内容紹介
事故は「想定内」だった。早くから安全性に警鐘を鳴らしてきた著者が、原研・安全解析所等での研究・勤務で得られた知識と経験を元に、メルトダウン事故の真因に迫る。
目次
第一章 福島第一原発の連鎖的な大事故はなぜおきたか
――軽水炉の根源的危険性と連鎖的大事故の原因
一 軽水炉の根源的危険性――福島第一原発の特徴
二 非常用ディーゼル発電機の機能喪失の原因―安全審査の構造的欠陥
三 連鎖的な大事故のメカニズム
第二章 事故の深刻な影響
――放射能汚染・被曝・損害賠償・廃炉
一 放出された放射性物質の量
二 深刻な土地汚染と食物汚染
三 ベントの考え方を逸脱した施設保護のための意識的大放出
四 海洋汚染―低レベル汚染水を貯蓄せずに海洋放棄
五 住民被曝と高線量率下の無謀な作業環境
六 損害賠償の負担は国民に
七 四半世紀もかかる廃炉
第三章 事故前夜に日本の原子力発電がかかえていた懸念
一 泊原発の発電機不作動で露呈した品質管理の劣化
二 JCO臨界事故10年――米国並みの安全規制実現を
三 プルサーマル営業運転――拡大に新たなリスク
四 「もんじゅ」営業運転――30年遅れの虚飾技術
五 核不拡散規制――有効な制度確立を期待
六 原子力2030年問題――現状の原発数維持も困難
第四章 制度の構造的欠陥がまねいた福島第一原発事故
――人災はどうしておきたか
一 崩壊した安全性の主張
二 日本の原子力開発の構造的欠陥――導入技術至上主義
三 無理な国家計画を正当化した東大と原研――政治的につくられた安全性と経済性
四 空洞化した安全審査がもたらした福島一原発事故
第五章 結論――大事故を二度とおこさないために
一 あらためて軽水炉の安全性を問う
二 福島第一原発事故に謙虚に学べ
資料 福島第一原発1号機事故の時系列
――軽水炉の根源的危険性と連鎖的大事故の原因
一 軽水炉の根源的危険性――福島第一原発の特徴
二 非常用ディーゼル発電機の機能喪失の原因―安全審査の構造的欠陥
三 連鎖的な大事故のメカニズム
第二章 事故の深刻な影響
――放射能汚染・被曝・損害賠償・廃炉
一 放出された放射性物質の量
二 深刻な土地汚染と食物汚染
三 ベントの考え方を逸脱した施設保護のための意識的大放出
四 海洋汚染―低レベル汚染水を貯蓄せずに海洋放棄
五 住民被曝と高線量率下の無謀な作業環境
六 損害賠償の負担は国民に
七 四半世紀もかかる廃炉
第三章 事故前夜に日本の原子力発電がかかえていた懸念
一 泊原発の発電機不作動で露呈した品質管理の劣化
二 JCO臨界事故10年――米国並みの安全規制実現を
三 プルサーマル営業運転――拡大に新たなリスク
四 「もんじゅ」営業運転――30年遅れの虚飾技術
五 核不拡散規制――有効な制度確立を期待
六 原子力2030年問題――現状の原発数維持も困難
第四章 制度の構造的欠陥がまねいた福島第一原発事故
――人災はどうしておきたか
一 崩壊した安全性の主張
二 日本の原子力開発の構造的欠陥――導入技術至上主義
三 無理な国家計画を正当化した東大と原研――政治的につくられた安全性と経済性
四 空洞化した安全審査がもたらした福島一原発事故
第五章 結論――大事故を二度とおこさないために
一 あらためて軽水炉の安全性を問う
二 福島第一原発事故に謙虚に学べ
資料 福島第一原発1号機事故の時系列
正誤情報
2011.07.08 | errata58603-1_1.txt |
---|
正誤情報のファイル名=凡例
errata12345-m_n.txtファイル名の「m_n」は、その書籍の「第 m 版第 n 刷」の正誤表であるかを示しています。
PDFファイルになっている正誤情報をご覧になるには、Adobe Reader(無償)が必要です。
ソフトが必要な方はAdobe Reader公式サイトをご覧下さい。
ソフトが必要な方はAdobe Reader公式サイトをご覧下さい。