書籍詳細:遺言と遺留分[第2版] 第2巻 遺留分
シリーズ:遺言と遺留分
遺言と遺留分[第2版] 第2巻 遺留分
- 紙の書籍
定価:税込 6,050円(本体価格 5,500円)
在庫なし
只今、在庫が不足しており納期が確定できないため、
オンラインでの受付ができません。
オンラインでの受付ができません。
紙の書籍のご購入
内容紹介
遺言の利用が増加している今こそ求められる総括的研究。初版以降の判例・学説を踏まえて一層の充実を図る改訂版。実務家・研究者諸氏の必携書。
目次
第二版 はしがき
初 版 はしがき
各章のテーマの位置づけと問題点/犬伏由子
一 遺留分制度の意義
二 遺留分の確保
三 各テーマの位置づけ
■第一章 遺留分および侵害額の算定と減殺の順序
遺留分および侵害額の算定と減殺の順序――実務上の問題点/梶村太市
一 遺留分減殺請求の調停と訴訟
二 遺留分額・遺留分侵害額の算定
三 複数の遺贈・贈与と減殺の順序
四 結び――今後の課題
遺留分および遺留分侵害額の算定方法/神谷 遊
一 遺留分の算定
二 相続債務と遺留分侵害額の算定
三 今後の課題
四 補遺――遺留分権利者が負担すべき相続債務の範囲
遺留分算定の基礎になる財産の評価の基準時/山口純夫
一 はじめに
二 問題の所在と学説判例の概要
三 具体的相続分算定のための遺産の評価の時期
および観念的遺留分額算定のための遺産の評価の時期
四 遺産分割時の財産の評価時期
および遺留分減殺時の財産の評価時期
五 価額弁償の場合
遺留分減殺の順序/千藤洋三
一 はじめに
二 減殺の順序に関する明文規定上の問題点
三 死因贈与が遺贈・生前贈与と同時に存在する場合の減殺順序
四 「相続させる」旨の遺言などによる相続財産処分の減殺順序
五 おわりに
■第二章 遺産分割と遺留分減殺請求
遺留分減殺請求と遺産分割事件の運営
――家裁実務に現れる遺産分割と遺留分減殺請求に関する諸問題/島田充子
一 はじめに――遺産分割と遺留分減殺の運営を困難にするもの
二 遺言の文言と解釈
三 遺言の類型による遺留分侵害と遺産分割
四 一部遺贈と減殺請求(残余財産があるときの減殺請求)
五 再転相続(広義の)と遺言
六 共同相続人間の遺留分減殺請求
七 遺留分減殺請求事件の調停実務
八 終わりに
共同相続人に対する贈与・遺贈と遺留分減殺請求/西原 諄
一 問題提起
二 加算対象となる贈与
三 遺留分の減殺対象
四 配偶者別格の原則
五 おわりに
共同相続と遺留分および減殺後の法律関係/二宮周平
一 はじめに
二 共同相続における遺留分減殺対象の拡大
三 寄与分と遺留分
四 減殺後の法律関係
五 今後の課題
■第三章 遺留分減殺請求権の処分と消滅
遺留分減殺請求権の処分と消滅――実務上の問題点/雨宮則夫
一 遺留分の放棄
二 遺留分減殺請求権の代位行使および差押えの可否
三 受贈者が遺留分減殺請求の目的物を第三者に
処分し、あるいは第三者のために権利を設定した場合
四 遺留分減殺請求権の消滅
遺留分減殺請求権の行使と制限/辻 朗
一 はじめに
二 遺留分減殺請求権の行使
三 遺留分減殺請求権行使の期間制限
四 結語にかえて
遺留分と債権者代位/床谷文雄
一 はじめに
二 最高裁判所平成一三年一一月二二日判決
三 判例法および学説の展開
四 考察
五 おわりに
遺留分の事前放棄/犬伏由子
一 はじめに
二 遺留分の事前放棄の意味
三 遺留分の事前放棄に関する審判例の実情
■第四章 遺留分減殺請求と税法
遺留分減殺請求と税――税法の立場から/三木義一
一 相続の開始と税
――税法の基本的考え方としての譲渡所得税と相続税
二 租税法制の現状と問題点
三 遺留分減殺請求をめぐる民法と税法
遺留分減殺請求と税――民法(家族法)の立場から/二宮周平
一 税法学からの問題提起を受けて
二 判例における法的性質論(物権説)の機能
三 学説における法的性質論の意義
四 遺留分減殺請求権の法的性質と課税関係のかかわり
■第五章 国際私法における遺言の効力と遺留分
国際私法における遺言の効力と遺留分/木棚照一
一 はじめに
二 ドイツ国際私法における解釈論上の問題
三 法適用通則法における解釈論上の問題
――韓国・朝鮮人および中国・台湾人の相続問題を中心に
四 結びに代えて
初 版 はしがき
各章のテーマの位置づけと問題点/犬伏由子
一 遺留分制度の意義
二 遺留分の確保
三 各テーマの位置づけ
■第一章 遺留分および侵害額の算定と減殺の順序
遺留分および侵害額の算定と減殺の順序――実務上の問題点/梶村太市
一 遺留分減殺請求の調停と訴訟
二 遺留分額・遺留分侵害額の算定
三 複数の遺贈・贈与と減殺の順序
四 結び――今後の課題
遺留分および遺留分侵害額の算定方法/神谷 遊
一 遺留分の算定
二 相続債務と遺留分侵害額の算定
三 今後の課題
四 補遺――遺留分権利者が負担すべき相続債務の範囲
遺留分算定の基礎になる財産の評価の基準時/山口純夫
一 はじめに
二 問題の所在と学説判例の概要
三 具体的相続分算定のための遺産の評価の時期
および観念的遺留分額算定のための遺産の評価の時期
四 遺産分割時の財産の評価時期
および遺留分減殺時の財産の評価時期
五 価額弁償の場合
遺留分減殺の順序/千藤洋三
一 はじめに
二 減殺の順序に関する明文規定上の問題点
三 死因贈与が遺贈・生前贈与と同時に存在する場合の減殺順序
四 「相続させる」旨の遺言などによる相続財産処分の減殺順序
五 おわりに
■第二章 遺産分割と遺留分減殺請求
遺留分減殺請求と遺産分割事件の運営
――家裁実務に現れる遺産分割と遺留分減殺請求に関する諸問題/島田充子
一 はじめに――遺産分割と遺留分減殺の運営を困難にするもの
二 遺言の文言と解釈
三 遺言の類型による遺留分侵害と遺産分割
四 一部遺贈と減殺請求(残余財産があるときの減殺請求)
五 再転相続(広義の)と遺言
六 共同相続人間の遺留分減殺請求
七 遺留分減殺請求事件の調停実務
八 終わりに
共同相続人に対する贈与・遺贈と遺留分減殺請求/西原 諄
一 問題提起
二 加算対象となる贈与
三 遺留分の減殺対象
四 配偶者別格の原則
五 おわりに
共同相続と遺留分および減殺後の法律関係/二宮周平
一 はじめに
二 共同相続における遺留分減殺対象の拡大
三 寄与分と遺留分
四 減殺後の法律関係
五 今後の課題
■第三章 遺留分減殺請求権の処分と消滅
遺留分減殺請求権の処分と消滅――実務上の問題点/雨宮則夫
一 遺留分の放棄
二 遺留分減殺請求権の代位行使および差押えの可否
三 受贈者が遺留分減殺請求の目的物を第三者に
処分し、あるいは第三者のために権利を設定した場合
四 遺留分減殺請求権の消滅
遺留分減殺請求権の行使と制限/辻 朗
一 はじめに
二 遺留分減殺請求権の行使
三 遺留分減殺請求権行使の期間制限
四 結語にかえて
遺留分と債権者代位/床谷文雄
一 はじめに
二 最高裁判所平成一三年一一月二二日判決
三 判例法および学説の展開
四 考察
五 おわりに
遺留分の事前放棄/犬伏由子
一 はじめに
二 遺留分の事前放棄の意味
三 遺留分の事前放棄に関する審判例の実情
■第四章 遺留分減殺請求と税法
遺留分減殺請求と税――税法の立場から/三木義一
一 相続の開始と税
――税法の基本的考え方としての譲渡所得税と相続税
二 租税法制の現状と問題点
三 遺留分減殺請求をめぐる民法と税法
遺留分減殺請求と税――民法(家族法)の立場から/二宮周平
一 税法学からの問題提起を受けて
二 判例における法的性質論(物権説)の機能
三 学説における法的性質論の意義
四 遺留分減殺請求権の法的性質と課税関係のかかわり
■第五章 国際私法における遺言の効力と遺留分
国際私法における遺言の効力と遺留分/木棚照一
一 はじめに
二 ドイツ国際私法における解釈論上の問題
三 法適用通則法における解釈論上の問題
――韓国・朝鮮人および中国・台湾人の相続問題を中心に
四 結びに代えて