書籍詳細:法と心理 第11巻第1号(通巻11号)
シリーズ:法と心理
法と心理 第11巻第1号(通巻11号)
- 紙の書籍
定価:税込 3,520円(本体価格 3,200円)
在庫なし
- 発刊年月
- 2011.10
- ISBN
- 978-4-535-06731-8
- 判型
- B5判
- ページ数
- 146ページ
- Cコード
- C3032
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内容紹介
特集「『司法臨床』の可能性」、サブ特集「法と心理学領域における公正概念の再検討」のほか、意欲的な研究成果を提示する。
目次
特集 【「司法臨床」の可能性:司法と心理臨床の協働をめぐって】
「司法臨床」の概念――わが国の家庭裁判所をふまえて/廣井亮一
治療的司法の観点から見た法と心理の恊働
――トロントの治療型裁判所を視察して/村本邦子
「加害者治療」の観点から
――暴力加害者への臨床論のために/中村 正
司法臨床の可能性――弁護士の立場から/中川利彦
司法臨床の可能性――もう一つの法と心理学の接点をもとめて
/サトウタツヤ
サブ特集【法と心理学領域における公正概念の再検討】
企画趣旨――法と心理学領域における公正概念の再検討/若林宏輔
複線径路・等至性モデルからみる加害者の非人間化プロセス
――「Demonize」「Patientize」
/白井美穂・サトウタツヤ・北村英哉
社会的不平等とミクロ公正感――不公正感受性の効果
/川島伸佳・大渕憲一・熊谷智博・浅井暢子
家族内役割分担に関わる適格性概念の整理と検討
――対人関係場面における公正判断の理解に向けて
/滑田明暢
量刑判断にはたらく応報的動機の認知プロセス
/綿村英一郎・分部利紘・藤尾未由希・高野陽太郎
犯罪被害者の刑事裁判への参加と手続的公正の社会心理学
――英米法圏での実証研究をふまえて
/佐伯昌彦
法と心理学会第11回大会 ワークショップ
法的推論と法教育――心理学研究の到達点と法教育への可能性
企画・報告者/長谷川真里
報告者/吉岡昌紀・外山紀子・梅田比奈子
「司法事故調査」的事例研究への心理学的アプローチ(1)
――足利事件における虚偽自白生成および
発見失敗現象の検証を事例として
企画者:原 聰・大橋靖史・後安美紀
報告者:森 直久・松島恵介
コメンテータ:麻生 武・本庄 武
司会:高木光太郎
日本の供述心理学のいま――供述分析の最前線とその可能性
企画:山田早紀
話題提供:浜田寿美男・脇中 洋・村山満明
法曹養成教育における方と心理の恊働
――立命館大学法科大学院・
リーガルクリニック2(女性と人権)と
同大学院応用人間科学研究科「司法臨床」科目の連携
企画:松本克美
報告:吉田容子・村本邦子・高坂明奈
死刑と向き合う裁判官
司会:福井 厚
話題提供者:山崎優子
討論者:高山佳奈子・藤田政博・森久智江
一般論文
文化的所有意識の法心理学――日中大学生の比較調査
/山本登志哉・渡辺忠温・片 成男・小湊真衣
事例報告
強姦致傷被告事件における外傷性記憶に関する意見と
被害者供述の分析/村山満明
海外学会参加報告
Law and Society Association,2010 Annual Meetingに参加して1
/綿村英一郎
Law and Society Association,2010 Annual Meetingに参加して2
/佐伯昌彦
関連学会報告
「法と言語 学会」の創設と活動について/水野真木子
書評
大河原眞美/著「市民から見た裁判員裁判」
中川孝博/著「刑事裁判・少年審判における事実認定
――証拠評価をめぐるコミュニケーションの適正化」
/高木光太郎
岡田悦典・藤田政博・仲真紀子/編「裁判員制度と法心理学」
/吉井 匡
編集規定
投稿規定
編集後記
「司法臨床」の概念――わが国の家庭裁判所をふまえて/廣井亮一
治療的司法の観点から見た法と心理の恊働
――トロントの治療型裁判所を視察して/村本邦子
「加害者治療」の観点から
――暴力加害者への臨床論のために/中村 正
司法臨床の可能性――弁護士の立場から/中川利彦
司法臨床の可能性――もう一つの法と心理学の接点をもとめて
/サトウタツヤ
サブ特集【法と心理学領域における公正概念の再検討】
企画趣旨――法と心理学領域における公正概念の再検討/若林宏輔
複線径路・等至性モデルからみる加害者の非人間化プロセス
――「Demonize」「Patientize」
/白井美穂・サトウタツヤ・北村英哉
社会的不平等とミクロ公正感――不公正感受性の効果
/川島伸佳・大渕憲一・熊谷智博・浅井暢子
家族内役割分担に関わる適格性概念の整理と検討
――対人関係場面における公正判断の理解に向けて
/滑田明暢
量刑判断にはたらく応報的動機の認知プロセス
/綿村英一郎・分部利紘・藤尾未由希・高野陽太郎
犯罪被害者の刑事裁判への参加と手続的公正の社会心理学
――英米法圏での実証研究をふまえて
/佐伯昌彦
法と心理学会第11回大会 ワークショップ
法的推論と法教育――心理学研究の到達点と法教育への可能性
企画・報告者/長谷川真里
報告者/吉岡昌紀・外山紀子・梅田比奈子
「司法事故調査」的事例研究への心理学的アプローチ(1)
――足利事件における虚偽自白生成および
発見失敗現象の検証を事例として
企画者:原 聰・大橋靖史・後安美紀
報告者:森 直久・松島恵介
コメンテータ:麻生 武・本庄 武
司会:高木光太郎
日本の供述心理学のいま――供述分析の最前線とその可能性
企画:山田早紀
話題提供:浜田寿美男・脇中 洋・村山満明
法曹養成教育における方と心理の恊働
――立命館大学法科大学院・
リーガルクリニック2(女性と人権)と
同大学院応用人間科学研究科「司法臨床」科目の連携
企画:松本克美
報告:吉田容子・村本邦子・高坂明奈
死刑と向き合う裁判官
司会:福井 厚
話題提供者:山崎優子
討論者:高山佳奈子・藤田政博・森久智江
一般論文
文化的所有意識の法心理学――日中大学生の比較調査
/山本登志哉・渡辺忠温・片 成男・小湊真衣
事例報告
強姦致傷被告事件における外傷性記憶に関する意見と
被害者供述の分析/村山満明
海外学会参加報告
Law and Society Association,2010 Annual Meetingに参加して1
/綿村英一郎
Law and Society Association,2010 Annual Meetingに参加して2
/佐伯昌彦
関連学会報告
「法と言語 学会」の創設と活動について/水野真木子
書評
大河原眞美/著「市民から見た裁判員裁判」
中川孝博/著「刑事裁判・少年審判における事実認定
――証拠評価をめぐるコミュニケーションの適正化」
/高木光太郎
岡田悦典・藤田政博・仲真紀子/編「裁判員制度と法心理学」
/吉井 匡
編集規定
投稿規定
編集後記