書籍詳細:現代市民法学と民法典
現代市民法学と民法典
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定価:税込 6,600円(本体価格 6,000円)
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内容紹介
民法典の改正作業が行われている現在、改めて「市民法学」の依拠するものとその役割が問われている。本書は実用法学の課題に対して、「現代の市民法学」の視角から切り込みを試みた論文集である。
目次
はしがき
第1部 市民法学とは何か?
現代市民法試論/池田恒男
市民法の現代的意義ーーひとつの試論/田中教雄
「市民法学」の意義と継承/高橋 眞
第2部 市民法学の方法ーー法典・判例・学説
歴史から眺める民法(債権関係)改正――サヴィニーを視座として/赤松秀岳
末弘厳太郎の判例論ーー20世紀初頭のドイツにおける議論と対比して/杉本好央
民法94条2項および同110条の重畳類推適用の「限界」を超える事例における真正権利者の帰責根拠
――最一小判平18・2・23民集60巻2号546頁の位置づけ/中山布沙
第3部 権利の発見と市民法理論
保護法益の多様化と不法行為法の基本要件ーー権利侵害と違法性を中心に/吉村良一
景観保護における違法性論の展望ーードイツ不法行為法823条2項を手がかりとして/牛尾洋也
平穏生活権論に寄せてーー近時の産業廃棄物処分場差止め判決に関連して/神戸秀彦
交通事故慰謝料(特に後遺障害慰謝料)算定と、非財産的損害の原因の構造について/住田守道
執筆者一覧
第1部 市民法学とは何か?
現代市民法試論/池田恒男
市民法の現代的意義ーーひとつの試論/田中教雄
「市民法学」の意義と継承/高橋 眞
第2部 市民法学の方法ーー法典・判例・学説
歴史から眺める民法(債権関係)改正――サヴィニーを視座として/赤松秀岳
末弘厳太郎の判例論ーー20世紀初頭のドイツにおける議論と対比して/杉本好央
民法94条2項および同110条の重畳類推適用の「限界」を超える事例における真正権利者の帰責根拠
――最一小判平18・2・23民集60巻2号546頁の位置づけ/中山布沙
第3部 権利の発見と市民法理論
保護法益の多様化と不法行為法の基本要件ーー権利侵害と違法性を中心に/吉村良一
景観保護における違法性論の展望ーードイツ不法行為法823条2項を手がかりとして/牛尾洋也
平穏生活権論に寄せてーー近時の産業廃棄物処分場差止め判決に関連して/神戸秀彦
交通事故慰謝料(特に後遺障害慰謝料)算定と、非財産的損害の原因の構造について/住田守道
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