書籍詳細:現代国家と行政法学の課題

現代国家と行政法学の課題 新自由主義・国家・法

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  • 紙の書籍
定価:税込 4,950円(本体価格 4,500円)
在庫なし
発刊年月
2012.06
ISBN
978-4-535-51908-4
判型
A5判
ページ数
248ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

新自由主義的構造改革路線に対し、法的観点から批判するとともに憲法に基づく国民の福利と基本的人権の実現を第一義的任務とすべき行政法理論のあり方を探究。

目次

【第一部】新自由主義的国家再編と民主的改革の課題

第1章 新自由主義的国家再編の現段階

第2章 新自由主義的国家再編と民主主義法学の課題



【第二部】中央・地方の国家再編の内容

第3章 新自由主義的行政改革の現状

 第1節 新自由主義的行政改革の特徴と問題点

 第2節 新自由主義的行政改革の帰結

第4章 中央省庁改革と国家行政組織の再編

第5章 地方分権改革と国家行政組織の再編

第6章 地域主権改革と国家・自治体の役割



【第三部】「官から民へ」と民間化の法的限界

第7章 「官から民へ」論と公共の役割

第8章 公務の縮小・民間化とその法的限界

第9章 民間化の限界と官民の協働関係



【第四部】国家の役割と公共性論

第10章 いま、国家の役割をどう考えるか

第11章 公共性概念の理論的考察

第12章 いま、“公務の公共性破壊”をどう考えるか