書籍詳細:刑事司法改革と裁判員制度

刑事司法改革と裁判員制度

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  • 紙の書籍
定価:税込 7,150円(本体価格 6,500円)
在庫なし
発刊年月
2013.03
ISBN
978-4-535-51920-6
判型
A5判
ページ数
624ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

裁判員制度が刑事司法の構造を変える――。裁判官出身の研究者が、刑事司法改革を縦糸に、米国との比較法を横糸に、体系的に明らかにする。

目次

第1編 刑事司法改革の原点

 第1章 本編の目的

 第2章 平野龍一博士の「現行刑事訴訟の診断」

 第3章 日本的刑事司法論

 第4章 刑事弁護ルネッサンス

 第5章 検察実務家の認識と分析

 第6章 評価と処方箋――亀山論文に沿って

 第7章 平野龍一博士の参審論

 第8章 論点整理と現状の評価

 第9章 終わりに

第2編 取調べと供述調書

 第1章 自白排除法則の再検証

 第2章 検察官調書の史的考察

 第3章 取調べ可視化論の整理と検討



第3編 裁判員制度の施行

 第1章 裁判員裁判の公判審理

 第2章 裁判員裁判における量刑の理由と傾向

 第3章 裁判員裁判における犯罪事実の認定

 第4章 区分審理と部分判決

 第5章 裁判員裁判初の少年に対する死刑判決



第4編 アメリカの刑事手続――ミシガン州の実務に沿って

 第1章 はじめに

 第2章 訴追の開始

 第3章 警察段階の捜査

 第4章 検察官の事件処理

 第5章 捜査と公判

 第6章 起訴前手続

 第7章 公訴の提起

 第8章 公判前手続

 第9章 公判手続

 第10章 公判における事実認定

 第11章 量刑と判決

 第12章 連邦地方裁判所の実務

 第13章 終わりに