書籍詳細:民事訴訟の本質と諸相
民事訴訟の本質と諸相 市民のための裁判をめざして
- 紙の書籍
定価:税込 4,400円(本体価格 4,000円)
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内容紹介
日本における民事訴訟を根源的に特徴づけるものは何か。自己の体験と幅広い人文・社会に関わる諸学を援用して肉薄する野心的な書。
目次
序 章 法学と実務の科学化、客観化
第一章 方法と視点
1 プラグマティズム、存在被拘束性、方法の転用
2 民事訴訟のリアリズムとロマンティシズム、当為と存在
3 そのほかの方法、視点
第二章 法学と実務の統合、科学化、客観化
1 民事訴訟法学と民事訴訟実務
2 概念的性格から機能的・実証的性格へ
3 法学と実務の科学化、客観化、批評的視点と内省によるその相対化
第三章 人間──その存在のあり方
1 生物学
2 脳神経科学
3 精神医学、臨床心理学等
4 まとめと考察
第四章 制度利用者、国民性と民事訴訟
1 日本という風土と民事訴訟
2 事件分析──日本の民事訴訟に特有の傾向
3 当事者学と予防法学(法教育)
4 民事訴訟の目的、手続保障論の意味、当事者の満足、事実と真実へのこだわり
5 民事訴訟に関する幻想とこれに対する期待、メディアのあり方と
これに関連する裁判所、弁護士会の姿勢
6 市民の司法参加、制度改革
第五章 裁判官と弁護士
1 はじめに
2 裁判官と裁判官制度
3 弁護士と弁護士制度
第六章 法学と法学教育
1 法学のあり方
2 法学教育と法曹養成
第七章 民事訴訟手続総論(主として理論面)
(1)実質的手続保障と手続の複線化
(2)裁判官方向明示型(暫定的心証開示型)争点整理・訴訟運営
──口頭弁論充実型訴訟運営
(3)証明責任と解明度
(4)本人訴訟についての考え方
第八章 民事訴訟手続各論(主として実務面)
(1)訴状と事前準備
(2)争点整理と主張立証
(3)事実認定と心証形成、人証調べ
(4)和解
(5)判決
終 章 宇宙船の窓辺から
第一章 方法と視点
1 プラグマティズム、存在被拘束性、方法の転用
2 民事訴訟のリアリズムとロマンティシズム、当為と存在
3 そのほかの方法、視点
第二章 法学と実務の統合、科学化、客観化
1 民事訴訟法学と民事訴訟実務
2 概念的性格から機能的・実証的性格へ
3 法学と実務の科学化、客観化、批評的視点と内省によるその相対化
第三章 人間──その存在のあり方
1 生物学
2 脳神経科学
3 精神医学、臨床心理学等
4 まとめと考察
第四章 制度利用者、国民性と民事訴訟
1 日本という風土と民事訴訟
2 事件分析──日本の民事訴訟に特有の傾向
3 当事者学と予防法学(法教育)
4 民事訴訟の目的、手続保障論の意味、当事者の満足、事実と真実へのこだわり
5 民事訴訟に関する幻想とこれに対する期待、メディアのあり方と
これに関連する裁判所、弁護士会の姿勢
6 市民の司法参加、制度改革
第五章 裁判官と弁護士
1 はじめに
2 裁判官と裁判官制度
3 弁護士と弁護士制度
第六章 法学と法学教育
1 法学のあり方
2 法学教育と法曹養成
第七章 民事訴訟手続総論(主として理論面)
(1)実質的手続保障と手続の複線化
(2)裁判官方向明示型(暫定的心証開示型)争点整理・訴訟運営
──口頭弁論充実型訴訟運営
(3)証明責任と解明度
(4)本人訴訟についての考え方
第八章 民事訴訟手続各論(主として実務面)
(1)訴状と事前準備
(2)争点整理と主張立証
(3)事実認定と心証形成、人証調べ
(4)和解
(5)判決
終 章 宇宙船の窓辺から