書籍詳細:伏見康治コレクション第3巻 物理学者の描く世界像
シリーズ:伏見康治コレクション
伏見康治コレクション第3巻 物理学者の描く世界像
- 紙の書籍
定価:税込 4,950円(本体価格 4,500円)
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内容紹介
「色」「強さ」「電磁気」「熱」の4つのテーマで、物の物理的な性質をひもといていく。独自の切り口で、伏見ワールドが広がる。
目次
■第I部■ 物理学者の描く世界像
chapter 1 物の色I
すべての物質は透明か,不透明か
チェレンコフの光
レーリー散乱の二つの見方
分散の色,干渉の色,…
chapter2 物の色II
よしのずいから天井のぞく
自由電子の働き
地上のプラズマ
量子現象
分子の回転と振動と電子遷移と
chapter3 物の色III
例外のある法則
無色透明の中の例外
色中心のこと
結晶内のエネルギー準位
蛍光の発生
発光の種々の原因
chapter4 物の色IV レーザー
アインシュタインのAとB
メーザーとレーザーの原理
レーザーの効能
chapter5 物の強さI 金属のやわらかさ
糸がきれない話
金属はやわらかすぎる
結晶の中の不完全性
テイラーの“しわよせ”
chapter6 物の強さII 物質を押しつぶす話
ラクダと針の孔
地球の内部に降りていけば
麦粉の中の麦落雁
物質崩壊のきざし ── 金属化
ダイヤモンドの人造
物質を圧縮して核反応を起すことは?
chapter7 物の強さIII 超流動
日のあたる学問 あたらない学問
国産奨励主義対先端論文主義
液体ヘリウムの奇妙な性質
摩擦のない流体
液体ヘリウムで噴水現象
ランダウの量子流体力学
chapter8 物と電気磁気I 超伝導
電力を食う強磁場
抵抗の全くない金属
好事摩多し
電気的性質か磁気的性質か
超伝導の量子論
硬い超伝導体
電子計算機への応用
chapter9 物と電気磁気II 半導体
導体と絶縁体の中間
電気回路の関所
どうして電気を伝えるのか
エネルギー帯の理論から見た半導体
電気を導く帯
chapter10 物と電気磁気III 半導体2
相反性と整流
整流作用のふしぎ
n型とp型半導体との接触
シリコン整流器は花盛り
トランジスター
chapter11 物と電気磁気IV 負の抵抗
負の比熱・負の電気容量
負の電気抵抗
pnpn接合
江崎ダイオード
負の抵抗を実現する他の道,負の質量
負の抵抗を実現してみたら,電気の泡
「物と電気伝導」へのエピローグ
chapter12 物と電気磁気V スピン磁気
ナトリウムのD線
電子軌道運動の磁気モーメント
スピン角運動量とその磁気モーメント
磁気モーメントの測り方
磁気的に中和している
chapter13 物と電気磁気VI フェライト
日本の物理学の夜明け
履歴の利用
トランスの鉄損
強磁性とは何か
遷移元素イオンの色
コバルト・イオンの磁性
なぜ原子磁石は平行に並ぶか
フェライトはなぜ強磁性か
chapter14 物を熱するとき
量から質への転換
無限大の比熱
なぜ突然の変化が起こるのか
規則格子の崩壊
1次元物質では協同現象は起らない
全体は部分の総和より大きい
chapter15 物の電気磁気的性質 強電性
磁石に対する電石は?
江口の電石
電気石
強誘電性
水素結合
リン酸カリの強電性
リン酸アンモニウムの反強電性
ロッシェル塩のナゾ
■第II部■ 微積分はやはり役に立った
chapter16 中性子の減速1 双曲型偏微分方程式の一例
1. 衝突の力学
2. 多重衝突
3. 断面積
chapter17 中性子の減速2 双曲型偏微分方程式の一例
1. 式を立てる
2. 微分方程式への転化
3. 微分方程式の解き方
chapter18 中性子の減速3 双曲型偏微分方程式の一例
1. 双曲型偏微分方程式の正確、線型性
2. 双曲型と楕円型
3. 初期値問題
4. 再び元の式にかえって
解説 ………………………………………… 江沢 洋
chapter 1 物の色I
すべての物質は透明か,不透明か
チェレンコフの光
レーリー散乱の二つの見方
分散の色,干渉の色,…
chapter2 物の色II
よしのずいから天井のぞく
自由電子の働き
地上のプラズマ
量子現象
分子の回転と振動と電子遷移と
chapter3 物の色III
例外のある法則
無色透明の中の例外
色中心のこと
結晶内のエネルギー準位
蛍光の発生
発光の種々の原因
chapter4 物の色IV レーザー
アインシュタインのAとB
メーザーとレーザーの原理
レーザーの効能
chapter5 物の強さI 金属のやわらかさ
糸がきれない話
金属はやわらかすぎる
結晶の中の不完全性
テイラーの“しわよせ”
chapter6 物の強さII 物質を押しつぶす話
ラクダと針の孔
地球の内部に降りていけば
麦粉の中の麦落雁
物質崩壊のきざし ── 金属化
ダイヤモンドの人造
物質を圧縮して核反応を起すことは?
chapter7 物の強さIII 超流動
日のあたる学問 あたらない学問
国産奨励主義対先端論文主義
液体ヘリウムの奇妙な性質
摩擦のない流体
液体ヘリウムで噴水現象
ランダウの量子流体力学
chapter8 物と電気磁気I 超伝導
電力を食う強磁場
抵抗の全くない金属
好事摩多し
電気的性質か磁気的性質か
超伝導の量子論
硬い超伝導体
電子計算機への応用
chapter9 物と電気磁気II 半導体
導体と絶縁体の中間
電気回路の関所
どうして電気を伝えるのか
エネルギー帯の理論から見た半導体
電気を導く帯
chapter10 物と電気磁気III 半導体2
相反性と整流
整流作用のふしぎ
n型とp型半導体との接触
シリコン整流器は花盛り
トランジスター
chapter11 物と電気磁気IV 負の抵抗
負の比熱・負の電気容量
負の電気抵抗
pnpn接合
江崎ダイオード
負の抵抗を実現する他の道,負の質量
負の抵抗を実現してみたら,電気の泡
「物と電気伝導」へのエピローグ
chapter12 物と電気磁気V スピン磁気
ナトリウムのD線
電子軌道運動の磁気モーメント
スピン角運動量とその磁気モーメント
磁気モーメントの測り方
磁気的に中和している
chapter13 物と電気磁気VI フェライト
日本の物理学の夜明け
履歴の利用
トランスの鉄損
強磁性とは何か
遷移元素イオンの色
コバルト・イオンの磁性
なぜ原子磁石は平行に並ぶか
フェライトはなぜ強磁性か
chapter14 物を熱するとき
量から質への転換
無限大の比熱
なぜ突然の変化が起こるのか
規則格子の崩壊
1次元物質では協同現象は起らない
全体は部分の総和より大きい
chapter15 物の電気磁気的性質 強電性
磁石に対する電石は?
江口の電石
電気石
強誘電性
水素結合
リン酸カリの強電性
リン酸アンモニウムの反強電性
ロッシェル塩のナゾ
■第II部■ 微積分はやはり役に立った
chapter16 中性子の減速1 双曲型偏微分方程式の一例
1. 衝突の力学
2. 多重衝突
3. 断面積
chapter17 中性子の減速2 双曲型偏微分方程式の一例
1. 式を立てる
2. 微分方程式への転化
3. 微分方程式の解き方
chapter18 中性子の減速3 双曲型偏微分方程式の一例
1. 双曲型偏微分方程式の正確、線型性
2. 双曲型と楕円型
3. 初期値問題
4. 再び元の式にかえって
解説 ………………………………………… 江沢 洋
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■2015年「日本物理学会誌」1月号