書籍詳細:令状審査・事実認定・量刑

令状審査・事実認定・量刑 刑事裁判官の思索と実践

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  • 紙の書籍
定価:税込 4,620円(本体価格 4,200円)
在庫なし
発刊年月
2013.09(中旬刊)
ISBN
978-4-535-51992-3
判型
A5判
ページ数
340ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

令状審査、事実認定、量刑の実務を、裁判官の立場から説く。裁判官の思考様式はいかなるものか、弁護人、検察官にとっても必読の内容。

目次

■第1編 令状事件問答

令状主義の理論と実践

令状発付段階における被疑事実の認定

捜査段階での被疑事実の認定

捜査段階での被疑事実と択一的認定

いわゆる「面割り」資料の問題点

捜索差押許可状の扱い

鑑定処分許可状

検証、令状の併用、同時発行

逮捕状 ほか



■第2編 事実認定問答

一般的な事実認定の手順

間接事実による認定

「事実上の推定」の意味

「動かない事実」とは何か

伝聞供述からの真実の推論

合理的疑いを差し挟まない程度の証明

供述証拠の評価

公訴事実の否認 ほか



■第3編 量刑問答

宣告刑の形成

求刑を超える量刑

懲役刑の執行猶予

執行猶予と実刑

再度の執行猶予

保護観察

否認している被告人への科刑

余罪と量刑

執行猶予期間経過直後に犯した事件の量刑

罰金刑の執行猶予 ほか

書評掲載案内

■2014年夏号『季刊 刑事弁護』No.78 評者:宮村啓太(第二東京弁護士会)