書籍詳細:水俣病の民衆史 第二巻
水俣病の民衆史 第二巻 奇病時代 1955-1958
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定価:税込 9,350円(本体価格 8,500円)
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内容紹介
原因不明の奇病が村を襲ったとき、患者と家族が陥った状況、村人、行政・医療の対応を、克明な証言によって明らかにする。
目次
第一部 月浦の奇病
第一章 患者・家族に起きたこと:患家レポート1~7
1 伝説的カラフユジ(怠け者)の一家
2 トコロテン売りの主婦と女中
3 坪段で最初に発病した二家族
4 奇病発見の契機となった坪谷の二家族
5 坪段生え抜きの松本一族の二家族と坂本一族の二家族
6 タコ獲り漁師の子供
7 坪谷最後の奇病発病者
第二章 月浦で起きたこと
一 月浦の奇病の考察――自分と関係のない病気・自分たちの病気
二 伝染病の烙印――避病院隔離と特定患家消毒
三 患家は隠す、村人は避ける
第二部 出月の奇病
第三章 患家・家族に起きたこと:患家レポート8~14
8 最も発病が早いとされた子供
9 精神病院で狂死した男
10 やうち漁師の三家族
11 引揚者の四家族
12 戦前出月有力者の漁師の妻
13 青空楽団のマンドリン弾き
14 獲り頭の漁師一家
第四章 出月で起きたこと
一 祟り病
二 伝染病の恐怖と魚介類の摂食状況
三 医学と行政は住民に何の説明もせず
四 生活保護受給による歪みの増大
五 出月の奇病の考察――隣の漁師の病気
第三部 湯堂の奇病
第五章 患家・家族に起きたこと:患家レポート15~23
15 湯堂最初の診定発病者
16 貧困な漁師の娘
17 失明した弟と劇症型死亡の姉
18 嫁さんが漁をした会社行き
19 一七歳で発病した元網元の養女
20 網子岩坂一族と網元岩阪一族の六世帯一一人
21 劇症型発病死亡の幼い姉と胎児性の妹
22 獅子島出身漁師一家の五歳の男の子
23 元露天商の漁師一家の三人の子供たち
第六章 湯堂で起きたこと
一 混乱する村
二 罹病を隠す漁師たち
三 村の中の胎児性患者
四 湯堂の奇病の考察――村落防衛と個人防衛
終 章 三つの村の奇病のまとめ
一 患者・家族に起きたこと――患家レポートのまとめ
二 村で起きたことのまとめ
第一章 患者・家族に起きたこと:患家レポート1~7
1 伝説的カラフユジ(怠け者)の一家
2 トコロテン売りの主婦と女中
3 坪段で最初に発病した二家族
4 奇病発見の契機となった坪谷の二家族
5 坪段生え抜きの松本一族の二家族と坂本一族の二家族
6 タコ獲り漁師の子供
7 坪谷最後の奇病発病者
第二章 月浦で起きたこと
一 月浦の奇病の考察――自分と関係のない病気・自分たちの病気
二 伝染病の烙印――避病院隔離と特定患家消毒
三 患家は隠す、村人は避ける
第二部 出月の奇病
第三章 患家・家族に起きたこと:患家レポート8~14
8 最も発病が早いとされた子供
9 精神病院で狂死した男
10 やうち漁師の三家族
11 引揚者の四家族
12 戦前出月有力者の漁師の妻
13 青空楽団のマンドリン弾き
14 獲り頭の漁師一家
第四章 出月で起きたこと
一 祟り病
二 伝染病の恐怖と魚介類の摂食状況
三 医学と行政は住民に何の説明もせず
四 生活保護受給による歪みの増大
五 出月の奇病の考察――隣の漁師の病気
第三部 湯堂の奇病
第五章 患家・家族に起きたこと:患家レポート15~23
15 湯堂最初の診定発病者
16 貧困な漁師の娘
17 失明した弟と劇症型死亡の姉
18 嫁さんが漁をした会社行き
19 一七歳で発病した元網元の養女
20 網子岩坂一族と網元岩阪一族の六世帯一一人
21 劇症型発病死亡の幼い姉と胎児性の妹
22 獅子島出身漁師一家の五歳の男の子
23 元露天商の漁師一家の三人の子供たち
第六章 湯堂で起きたこと
一 混乱する村
二 罹病を隠す漁師たち
三 村の中の胎児性患者
四 湯堂の奇病の考察――村落防衛と個人防衛
終 章 三つの村の奇病のまとめ
一 患者・家族に起きたこと――患家レポートのまとめ
二 村で起きたことのまとめ
書評掲載案内
■2015年2月7日付『毎日新聞──今週の本棚』評者:池澤夏樹氏
■2021年10/1号『週間 金曜日』p48にて掲載
■2021年10/1号『週間 金曜日』p48にて掲載