書籍詳細:法と心理 第15巻第1号(通巻15号)

シリーズ:法と心理

法と心理 第15巻第1号(通巻15号)

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  • 紙の書籍
定価:税込 3,520円(本体価格 3,200円)
在庫なし
発刊年月
2015.11
ISBN
978-4-535-06735-6
判型
B5判
ページ数
128ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

「特集 手続二分論とその視点」、「公開シンポジウム 取調室のなかに心理学者は何を見るのか?」等の意欲的な研究成果。

目次

特集[手続二分論とその視点:

       法学と心理学からのアプローチ]




 企画趣旨                             福島 至



 手続二分論的運用の試み(話題提供として)

   ――故杉田宗久判事の法廷を経験した弁護人として        高見秀一



 被害者の意見陳述は裁判員の事実認定に影響を与えるか?       伊東裕司



 手続二分論――予断排除と量刑の科学化               渕野貴生





法と心理学会第15回大会 公開シンポジウム

 取調室のなかに心理学者は何を見るのか?――可視化と心理学研究の可能性

       高木光太郎・森 直久・仲真紀子・浜田寿美男・指宿 信・落合洋司





サブ特集[法の現場のコミュニケーション]

 心理学からみた法の現場のディスコミュニケーションの諸相

                        村山満明・稲葉光行・山田早紀





法と心理学会第15回大会 ワークショップ

 虚偽自白事件の裁判員裁判における法曹と心理学者の協働
   ――自白場面の取調べの録画・録音が証拠となった裁判において
               村山満明・那須寛・芥川宏・和田森智・浜田寿美男

 万引き防止における法と心理――未然に万引きを防止することの意義と効果
        大久保智生・荒川 歩・伊東ゆう・松井 創・小俣謙二・吉井 匡


 『裁判員への説得技法:法廷で人の心を動かす心理学』を超えて
   ――市民のもつ力をどう生かすか?
        石崎千景・荒川 歩・菅原郁夫・北村英哉・四宮 啓・綿村英一郎


 司法臨床の展開(第四報)――家庭裁判所再考/我が国の問題解決型裁判所の可能性
              廣井亮一・岡本潤子・矢代龍雄・坂野剛崇・中川利彦


 児童期の性的虐待被害とその回復をめぐる法と心理
              松本克美・村本邦子・安田裕子・金 成恩・後藤弘子




原著論文

 裁判員は何を参照し、何によって満足するのか

   ――専門家-非専門家による評議コミュニケーション  村山 綾・三浦麻子





海外学会参加報告

 アメリカ心理-法学会 American Psychology-Law Society (AP-LS) 2014 Annual Conference   松尾加代





関連学会報告

 日本法社会学会                         佐藤岩夫





書 評

 ジェニファー・トンプソン=カニーノ、ロナルド・コットン & エリン・トーニオ〔共著〕

 指宿信 & 岩川直子〔共訳〕

 『とらわれた二人――無実の囚人と誤った目撃証人の物語』     笹倉香奈



 浜田寿美男/著『〈子どもという自然〉と出会う――この時代と発達をめぐる折々の記』

                                 山田早紀



 浜田寿美男・馬皚・山本登志哉・片成男/編著『日中 法と心理学の課題と共同可能性』

                                 中田友貴



 廣井亮一/編『家裁調査官が見た現代の非行と家族――司法臨床の現場から』

                                 浜井浩一





編集規定



投稿規定



編集後記