書籍詳細:民法でみる商法・会社法
民法でみる商法・会社法
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内容紹介
商法・会社法は民法の「特別法」。何が、どのように「特別」なのかを意識し、商法・会社法の学習に「民法」を正しく使おう。
目次
序 民法から商法・会社法へ──民法の特別法として学習する意味
1 商法・会社法はいかに身近であるか──デパートをめぐって考えてみる
2 民法の三大原則
3 物権と債権の峻別論
4 契約の一生──民法の成立要件から対抗要件まで
5 民法から商法・会社法へ──本書の学習方法
第1章 商法・会社法とはなにか──その特性と民法との相違
1 商法の意義と会社法の意義
2 商法・会社法における行為法と組織法
3 民法と商法・会社法の関係
4 商法(狭義の実質的意義の商法)の目的・特色
第2章 意思表示と契約の成立──商法における意思表示規定と株式・社債の発行
1 商法・会社法における意思表示の基本的視点
2 民法における意思表示と契約の成立
3 商人間の意思表示と契約の成立
4 申込みを受けた者が商人である場合の諾否通知義務
5 株式・社債の発行(取得)と契約の成立
第3章 無効と取消し──会社の意思表示の内部的な問題と外部的な問題
1 無効と取消し
2 会社の意思表示の内部的問題
3 会社の意思表示の外部的な表示に関する問題
第4章 代理・代表──顕名における原則と例外の逆転等
1 代理とは
2 法律行為の要件論における代理の位置づけ
3 代理の要件と代理権授与行為の性質
4 商事代理
5 代理と代表
6 表見代理と表見代表
7 代理権濫用と代表権濫用
8 通常の「過失」と取引安全の保護における「過失」
第5章 会社の所有と所有権──株主の地位・株式の性質
1 所有と経営の分離
2 株主の地位
3 株式の共有
4 株式質
第6章 株式譲渡と債権譲渡──「譲渡」をめぐる問題
1 株式と債権
2 株式譲渡自由の原則と債権譲渡自由の原則
3 株式譲渡・債権譲渡に対する制約
4 株式譲渡・債権譲渡の対抗要件
第7章 債権・債務等の移転と組織再編──特定承継と包括承継との比較
1 特定承継・包括承継と組織再編
2 民法における特定承継による財産の移転
3 民法における包括承継による財産の移転
4 商法・会社法における特定承継──事業譲渡・営業譲渡
5 会社法における包括承継
6 まとめ
第8章 売買契約──新株予約権と商事売買における瑕疵担保責任
1 売買契約とは
2 売買の一方の予約とコールオプション・プットオプション
3 新株予約権と株式買取請求権
4 売買の目的物の瑕疵担保責任
第9章 委任と取締役──善管注意義務・忠実義務と報酬
1 善管注意義務と忠実義務
2 忠実義務と競業取引・利益相反取引
3 取締役の地位と無償委任
4 取締役の解任決議と委任契約の任意解除権
5 委任に関係する商法・会社法上の制度
第10章 組合と営利企業の形態──無限責任・有限責任と営利企業の機関構造
1 組合から株式会社への論理
2 出資者の無限責任形態の営利企業
3 出資者の有限責任形態の営利企業
4 無限責任・有限責任の社員が併存する営利企業
第11章 取締役の責任──民法上の不法行為・使用者責任との関係
1 代表者の行為についての損害賠償責任
2 取締役の第三者に対する責任と不法行為責任との関係
3 取締役の第三者に対する責任と債務(契約)不履行責任との関係
1 商法・会社法はいかに身近であるか──デパートをめぐって考えてみる
2 民法の三大原則
3 物権と債権の峻別論
4 契約の一生──民法の成立要件から対抗要件まで
5 民法から商法・会社法へ──本書の学習方法
第1章 商法・会社法とはなにか──その特性と民法との相違
1 商法の意義と会社法の意義
2 商法・会社法における行為法と組織法
3 民法と商法・会社法の関係
4 商法(狭義の実質的意義の商法)の目的・特色
第2章 意思表示と契約の成立──商法における意思表示規定と株式・社債の発行
1 商法・会社法における意思表示の基本的視点
2 民法における意思表示と契約の成立
3 商人間の意思表示と契約の成立
4 申込みを受けた者が商人である場合の諾否通知義務
5 株式・社債の発行(取得)と契約の成立
第3章 無効と取消し──会社の意思表示の内部的な問題と外部的な問題
1 無効と取消し
2 会社の意思表示の内部的問題
3 会社の意思表示の外部的な表示に関する問題
第4章 代理・代表──顕名における原則と例外の逆転等
1 代理とは
2 法律行為の要件論における代理の位置づけ
3 代理の要件と代理権授与行為の性質
4 商事代理
5 代理と代表
6 表見代理と表見代表
7 代理権濫用と代表権濫用
8 通常の「過失」と取引安全の保護における「過失」
第5章 会社の所有と所有権──株主の地位・株式の性質
1 所有と経営の分離
2 株主の地位
3 株式の共有
4 株式質
第6章 株式譲渡と債権譲渡──「譲渡」をめぐる問題
1 株式と債権
2 株式譲渡自由の原則と債権譲渡自由の原則
3 株式譲渡・債権譲渡に対する制約
4 株式譲渡・債権譲渡の対抗要件
第7章 債権・債務等の移転と組織再編──特定承継と包括承継との比較
1 特定承継・包括承継と組織再編
2 民法における特定承継による財産の移転
3 民法における包括承継による財産の移転
4 商法・会社法における特定承継──事業譲渡・営業譲渡
5 会社法における包括承継
6 まとめ
第8章 売買契約──新株予約権と商事売買における瑕疵担保責任
1 売買契約とは
2 売買の一方の予約とコールオプション・プットオプション
3 新株予約権と株式買取請求権
4 売買の目的物の瑕疵担保責任
第9章 委任と取締役──善管注意義務・忠実義務と報酬
1 善管注意義務と忠実義務
2 忠実義務と競業取引・利益相反取引
3 取締役の地位と無償委任
4 取締役の解任決議と委任契約の任意解除権
5 委任に関係する商法・会社法上の制度
第10章 組合と営利企業の形態──無限責任・有限責任と営利企業の機関構造
1 組合から株式会社への論理
2 出資者の無限責任形態の営利企業
3 出資者の有限責任形態の営利企業
4 無限責任・有限責任の社員が併存する営利企業
第11章 取締役の責任──民法上の不法行為・使用者責任との関係
1 代表者の行為についての損害賠償責任
2 取締役の第三者に対する責任と不法行為責任との関係
3 取締役の第三者に対する責任と債務(契約)不履行責任との関係