書籍詳細:法と心理 第18巻第1号(通巻18号)

シリーズ:法と心理

法と心理 第18巻第1号(通巻18号)

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  • 紙の書籍
定価:税込 3,520円(本体価格 3,200円)
在庫僅少
発刊年月
2018.10
ISBN
978-4-535-06738-7
判型
B5判
ページ数
144ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

特集「『治療的司法・正義』の実践と理論」、第18回大会ワークショップ、原著論文、資料論文等の意欲的な研究成果。

目次

特集[「治療的司法・正義」の実践と理論]
 企画趣旨   中村 正

 障害のある人の刑事弁護——事例報告を中心に   山田恵太

 「治療的司法・正義」の議論のために——ケアとジャスティスの統合をとおした問題解決のための理論・実践・制度  中村 正

 「治療的司法」の今とこれから——日本における更生支援型刑事司法を考える   指宿 信

 司法と支援の連携——国際比較と地域での回復支援の観点から   水藤昌彦

 司法における「治療的な」関係とは——臨床心理の視点から見た治療的司法   毛利真弓


法と心理学会第18回大会 ワークショップ
 ストーカー対応の現状と課題——司法臨床の展開(第五報)
   廣井亮一・篠崎真佐子・小池安彦・西田勝志

 司法面接の新展開——外国人を対象とした司法面接の取り組み
   羽渕由子・赤嶺亜紀・ヤコブ E マルシャレンコ・上宮 愛・井上智義・水野真木子

 犯情と一般情状のあいだ——刑事法と心理学との協働の可能性
   竹田 収・須藤 明・武内謙治

 司法における多専門・多職種連携と心理学——外国人被告人の心理査定
   赤嶺亜紀・田中周子・田中晶子・柴田勝之・尾崎友里加・仲真紀子

 改革がすすまない3つの課題と人権に対する市民意識——研究と教育のアプローチの可能性について
   山田早紀・山崎優子・相澤育郎・金 成恩・二宮周平・花本広志


原著論文
 取調べ録画動画の提示方法が自白の任意性判断に及ぼす影響——日本独自の二画面同時提示方式と撮影焦点の観点から
   中田友貴・若林宏輔・サトウタツヤ

 刑事司法に対する態度尺度の作成と信頼性・妥当性の検討
   向井智哉・藤野京子

 量刑判断にもたらす心理的距離の影響——事件の発生時期に着目して
   谷口友梨・池上知子


資料論文
 事例報告:共同生活中のけじめ行為から傷害致死罪に問われた被告人Aの心理学的鑑定
   大倉得史・脇中 洋・井上雅人・久岡英樹

 著作権侵害事件の客観的性質・主観的評価と取り締まりへの支持の関連
   向井智哉・西川 開


書 評
 浜田寿美男/責任編集『シリーズ 刑事司法を考える第1巻 供述をめぐる問題』
   渡辺由希


海外学会参加報告
 東アジア法心理学会2017 台湾   徳永留美


広 報
 法と心理学会第18回大会 大会発表賞の紹介   大橋靖史


 編集規定/投稿規定/編集後記