書籍詳細:労働契約の基礎と法構造

小樽商科大学研究叢書 労働契約の基礎と法構造 労働契約と労働者概念をめぐる日英米比較法研究

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  • 紙の書籍
定価:税込 4,950円(本体価格 4,500円)
在庫僅少
発刊年月
2019.03
ISBN
978-4-535-52413-2
判型
A5判
ページ数
260ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

労働法における基本概念である「労働契約」について、近時の世界的変容を視野に置き、日英米の比較法を用いて探究する力作。

目次

序 章
 第1節 問題の所在
 第2節 問題の構造
 第3節 方法と構成

第1章 わが国における労働契約と労働者概念
 第1節 労働契約と労働者概念
 第2節 労働者概念に関するわが国の裁判例
 第3節 課題の確認

第2章 イギリスにおける雇用契約概念の形成と展開
 第1節 イギリスにおける雇用契約の形成
 第2節 雇用契約と労働法の適用対象の構造
 第3節 準従属的労働者への法的対応

第3章 アメリカにおける被用者概念の形成と展開
 第1節 被用者概念の歴史的形成
 第2節 アメリカにおける「被用者」概念
 第3節 全国労働関係法における「被用者」
 第4節 アメリカにおける「使用者」概念
 第5節 小括

第4章 雇用関係の構造
 第1節 シェアリング・エコノミーと雇用関係
 第2節 イギリスの学説と改革案
 第3節 アメリカの改革案
 第4節 比較法的考察
 第5節 小括

第5章 総合的理解の試み
 第1節 英米における雇用契約の構造分析
 第2節 労働契約の基礎と法構造