書籍詳細:戦後民法改正と三淵嘉子

法律時報・法学セミナーからみる三淵嘉子とその時代e-Book No.4 戦後民法改正と三淵嘉子

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  • 日本評論社
  • 電子書籍
定価:税込 550円(本体価格 500円)
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在庫あり
発刊年月
2024.07
判型
Kindle版(プリントレプリカ版)
ページ数
23ページ
ジャンル

内容紹介

三淵嘉子は、戦後まもなく、司法省民事部民法調査室に配属され、明治民法の家制度を廃止した新民法の改正作業を手伝った。家事審判における新民法の実現を三淵嘉子・穂積重遠らが論じた座談会、戦後の民法改正にあたり明治大学専門部女子部出身の法学者である立石房枝らによる意見書を収録。

NHK朝ドラ「虎に翼」の主人公モデル・女性初の弁護士、判事、裁判所長の三淵嘉子。昭和15(1940)年に、高等試験司法科に合格し、日本初の女性法律家になった三淵(当時は、和田嘉子)。彼女が法律家になった頃、女性は法的にどのような立場にあったか、女性への法学教育の道はどのようにひらけたか、戦争へと進んでいくなかでどのような事件・裁判が起こっていたか。本シリーズでは、「法律時報」「法学セミナー」の関連記事を提供する。

目次

■〔座談会〕家事審判と新民法
法律時報21巻3号(1949年3月号)より

大濱英子[座談会、出席者]/東京家庭裁判所調停員
川島武宜[出席者]/東大法学部教授
佐伯俊三[出席者]/東京家庭裁判所上席審判官
末弘嚴太郎[出席者]
穗積重遠[出席者]/最高裁判所判事
和田嘉子[出席者]/最高裁判所事務官



■論説 民法改正案に対する意見書
法律時報19巻8号(1947年8月号)より

民法改正案研究会