書籍詳細:原爆裁判

法律時報・法学セミナーからみる三淵嘉子とその時代e-Book No.5 原爆裁判

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  • 日本評論社
  • 電子書籍
定価:税込 550円(本体価格 500円)
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在庫あり
発刊年月
2024.09
判型
判型 Kindle版(プリントレプリカ版)
ページ数
20ページ
ジャンル

内容紹介

昭和30年代、被爆者が国賠訴訟を提起し、原爆投下の違法性が初めて争われた「原爆裁判」。昭和38(1963年)年12月7日、東京地方裁判所は原爆投下を国際法違反と判断した。判決文には、裁判官・三淵嘉子の名前があった。

NHK朝ドラ「虎に翼」の主人公モデル・女性初の弁護士、判事、裁判所長の三淵嘉子。昭和15(1940)年に、高等試験司法科に合格し、日本初の女性法律家になった三淵(当時は、和田嘉子)。彼女が法律家になった頃、女性は法的にどのような立場にあったか、女性への法学教育の道はどのようにひらけたか、戦争へと進んでいくなかでどのような事件・裁判が起こっていたか。本シリーズでは、「法律時報」「法学セミナー」の関連記事を提供する。

目次

■論説 原爆判決の法的問題点
     ……東京大学教授/寺沢 一(てらさわはじめ)


■論説 原爆攻撃と国際法上の損害賠償 
    原爆裁判の鑑定の大要と判決の評価
     ……法政大学教授/安井 郁(やすいかおる)


■「原爆訴訟と人権——戦争災害と人権(その一)(憲法研究入門39)
  ……成蹊大学教授/佐藤 功(さとういさお)